我が家のこだわりの米づくり-苗作り

 2月中旬になると種籾、ハウスの準備が始まります。種籾は発芽が動くまで毎日温度管理を行いながら半月ほど井戸水に浸します。
種をまき発芽した後の管理は、およそ20日くらいしか行いませんが、その20日間に手抜きをすると正直に苗は結果を出します。
田植えに向けて、苗の管理と水田の管理が同時進行ではじまります。

種籾は永い眠りから覚めるのに100度の温度が必要になるので12〜13度の井戸水に15日位ひたし胚芽が動くのをじっと待ちます。ちなみに、この水は2日に一度交換します。この作業で手を抜くと種籾は芽を出しません。

ビニールハウスの骨組みの補修やハウス内の掃除をします。ビニールハウス内を地ならしします。苗箱を並べたとき地面が平らでないと水を掛けたときに低いところに水が流れていき一枚一枚の苗の育ちが平らに育ってくれません。

3月中旬の天気のいい日に行います。毎年の事ですが沢山の人に手伝ってもらっています。種を蒔き付けた箱はビニールハウスに運び込み一枚一枚並べていきます。

ポリマットの下で一生懸命に芽、根を出しています。このポリマットは苗の長さがある程度長くなるまで掛けたままで管理します。

水田の表面が平らになるように代掻きをします。手抜きをすると植え付けの時に苗が土に刺さらなかったり浮いているワラがせっかく植えた苗の上にかぶさって苗を腐らせてしまいます。

種まきから2週間後の苗です。あと10日くらいしたら田んぼに植えます。毎年のことなので同じ管理方法で管理すればよいと思うのですが、苗を管理している母によると天候によって管理方法が違うとのことです。

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