4月中旬、いよいよ田植えです。ハウス内で育ち、まだ弱々しい感じのする苗ですがこれから風や害虫の被害に少しずつあいながら成長していく姿を見守っていきます。天気の良し悪しで稲の出来は変わってきます。稲穂がたわわに実るように、草を刈り、害虫を駆除します。
田植えを行う日数はだいたい14日位かかります。
機械で植え付けができなかったとこへ補植に入ります。この作業は腰を曲げたままの作業なのでとてもつらいです。
朝に晩に田んぼの水の管理です。植え付け後すぐの苗は深水にしておくと腐って無くなってしまいます。適量の水を管理するのが大変なのです。
水田内の水を切る「中干し」がすべて終わると稲はお腹の中に小さな稲穂を身ごもります。この頃から穂肥をやる季節になります。
草の下には害虫が沢山住み着いているので草を刈り取ります。除草剤を使用すれば楽にこなせる仕事ですが、水質汚染と土が壊れるので使用しません。水質が悪くなればホタルやメダカの他自然の生き物達が住めなくなります。
水田内に水を引き終える頃には、稲穂が出そろいました。稲穂が出そろってから35〜40日で稲刈りとなります。
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