1月中旬頃から、土造りのため有機質肥料を散布します。この作業は毎年行いますが、手を抜けない大事な仕事です。1年でも休むと稲熱病、紋枯れ病、暑さ寒さの温度障害など様々な結果をもたらしてしまいます。山からの贈り物である湧き水が多くでているところは、堀を水田の脇に作っておかないと秋になって水田内から水が引かなくなりコンバインでの稲刈りができなくなってしまう為、早いうちに水路整備を行っています。
稲に必要な有効微生物となるEM菌と鶏糞そして貝の化石などの有機質肥料を水田全部に散布しているところです。
あぜ道に生い茂っていた雑草の下には、冬の間冬眠していた害虫(カメムシ他)が多くすんでいるので害虫駆除をかねた雑草の焼却をします。
毎年これだけの微量要素を稲は必要とします、ですから手抜きはできないのです。
我が家の里山水田は山のミネラルを含んだ湧き水が豊富にあるのでその水を利用し栽培します。
湧き水の多い水田の周りには堀を作っておきその中に湧き水を一時的に蓄え水が温まってから水田内に引き込んで稲を栽培しています。
1年でも手抜きをすれば稲はちゃんと答えを出すので手を抜けない大事な仕事です。
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