一安心といきたいところですが、一年間の成果が問われるのは実はこれからです。手抜きをすれば、正直に稲は答えを出します。例えば、株を大きくする季節に水が足りなかったりすると稲は成長を止めてしまい小さな株のままだったり、穂肥の時期が遅れてしまえば穂は小さくなってしまったりと沢山の答えが返ってきて来年の宿題が出されるのです。
8月中旬頃、黄金色のジュウタンへと変わってきます。
8月下旬頃、いよいよ稲刈りです。一面にひろがる黄金のじゅうたんを眺めながら、その年に自然が教えてくれる宿題を、もう一度研究し直すことを考えます。
コンバインで刈り取ります。天候が順調だった年は作業がしやすいですが、雨の多い年は、もぐってしまって、なかなかはかどりません。
コンバインで刈り取ります。
乾燥機のある作業場に運ぶため、コンバインで刈り取った籾を袋に入れていきます。
だんだんと満タンになっていく籾をチェックする作業は、今までの工程を振り返って、実りを実感する楽しい時間となります。ただし、不作の年は悩みの時間でもあります。
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